「ずっと起きていたんですが、これで合っていますか?」
セッションを終えたクライエントさまに、そう言われたことがあります。
はい、合っています。それが催眠状態です。
催眠=眠ること、というイメージをお持ちの方はとても多いです。
でも、催眠状態とは眠っている状態ではありません。
むしろ逆で——
意識も、感情も、しっかりと動いています。
深く眠っているように見えて、涙が流れる
私のセッションでは、深催眠に誘導します。
ある時点から、クライエントさまは完全に眠ってしまっているように見えます。
呼吸はゆっくりと整い、表情は静かになり、
外から見れば、ぐっすり眠っているようにしか見えません。
でも——
過去生の記憶を辿っているとき、クライエントさまがいつの間にか涙を流していることがあります。
目は閉じたまま、身体は静かなまま。
でも、頬に涙が伝っている。
深く眠っているように見えながら、感情はしっかりと動いているのです。
これが深催眠状態です。
眠っているのではなく、
意識の表層が静まり、無意識の層が前に出てきている状態です。
催眠状態を、私はこう説明しています
初めてセッションに来られた方に、私はよくこんな話をします。
舞台の上では、普段は表に出てこない無意識が動いています。
感情、記憶、深いところにある思い——
それらが、セラピストとやり取りをしている。
客席にいるあなたは、それを眺めています。
少し距離があるから、冷静に見られることもある。
でも、舞台で起きていることは、確かに自分のことです。
だから、涙が流れる。
だから、感情が動く。
眠っているのに、ではなく——
深く入っているからこそ、です。
「ずっと起きていました」は、正しい体験です
冒頭のクライエントさまの言葉に戻ります。
「セッションの最初から最後まで、ずっと起きていました」
事前に「催眠は眠ることではありません」とお伝えしていたにも関わらず、
「起きていた=催眠にかかっていなかった」と感じてしまったようでした。
でも、それは違います。
起きていたのは、正しいことです。
客席から舞台を眺めていたあなたは、ちゃんとそこにいました。
催眠状態とは、意識を失うことではなく、
意識の使い方が、普段とは違う状態になること——
そういうことだと、私は思っています。
守護霊療法でも、同じことが起きています
守護霊療法のセッションでも、この「眠っているように見えて動いている」という現象は同じです。
いびきをかいているように見えながら、指がYESと動く。
能面のような無表情から、慈愛に満ちた表情に変わる瞬間がある。
意識は静まっているからこそ、
守護霊という深い層にある存在と、繋がることができる。
催眠が「眠ること」ではないからこそ、
守護霊療法は成り立っています。
Shiva(しば)
守護霊について、順番に理解したい方へ
守護霊とは何か、サイン、無意識との関係まで、
30記事を通して全体像をまとめています。
単発の記事では見えにくい部分も、
全体を通して読むことで、静かに理解が深まっていきます。
初めてセッションを受ける方へ
セッションでは何をするのか、どんな流れなのか、
不安に感じやすいポイントをまとめています。
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