セッション後に行動が自然と変わった理由
「無理して変わろうとしたわけではないんです」
二度目のセッションで、
そう話してくださった言葉がとても印象に残っています。
どこか肩の力が抜けたような、でも確かな手応えのある表情でした。
変わろうとしても変われない理由
多くの方が、
「このままじゃいけない」「変わらなければ」と強く思っています。
でも、心理学では、
人は“変わらなければ”というプレッシャーが強いほど、
無意識にブレーキをかけてしまうことがあると言われています。
その方もまさに、そんな状態でした。
- 自分が変われば問題は解決できる
- 自分が変われば、周囲もきっと変わる
そう信じて、一生懸命考え、努力しているのに、
なぜか体がついてこない。行動に移れない。
「ちゃんとやろうとしているのに、進めない」
そんな苦しさを抱えていらっしゃいました。
セッションで起きたこと
セッションで私が大切にしたのは、
何かを変えさせることではありません。
その方が、
「このままでも大丈夫かもしれない」
そんな安心感に、ほんの一瞬でも触れることでした。
評価されない場所。
頑張らなくても、責められない時間。
脳や神経の観点では、
安心を感じたとき、人は初めて“選択肢”を持てると言われています。
変化は努力ではなく状態から生まれる
数日後、その方はこうお話しくださいました。
気づいたら、今まで避けていたことをしていた
「やらなきゃ」ではなく、「やってもいいかも」と感じていた
2回目のセッションでのご報告に、
正直、私自身も少し驚きました。
でも同時に、深く納得もしました。
変化は「努力」より「状態」から生まれる
このセッションを通して、改めて感じたことがあります。
それは、
行動を変えるのは意思の力よりも、心と体の状態だということ。
もちろん努力は大切です。
でも、
- 安心している
- 緊張がほどけている
- 自分を過剰に責めていない
そんな動きやすい状態が整うと、
人は驚くほど自然に、次の一歩を選び始めます。
「変わろう」としなくても、
変わってしまうことがある。
その瞬間に立ち会えたセッションでした。


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