守護霊とつながりたい。
自分の前世を知りたい。
そんな思いから、セッションにいらっしゃる方は少なくありません。
見えない世界への興味がきっかけになることもありますし、守護霊や前世を知ることで、今の自分について何かわかるのではないかと考える方もいらっしゃいます。
私自身、そうした関心を持ってセッションにいらしてくださることを、自然なことだと思っています。
ただ、セッションを重ねていく中で、興味深い変化を感じることがあります。
最初は守護霊や前世について知りたかった方が、少しずつ、ご自身の現実の人生について考えるようになっていくのです。
セッションでの質問が変わっていく
継続してセッションを受けてくださる方とお話ししていると、以前とは質問の内容が変わってきたと感じることがあります。
守護霊や前世についての質問が少なくなり、今の人間関係や日々の生活、ご自身の気持ちについて考える時間が増えていく。
もちろん、守護霊や前世への興味がなくなったということではありません。
そうした体験を重ねる中で、関心が少しずつ、自分自身の内側へ向かっていくのではないかと感じています。
「自分は、本当はどうしたいのだろう」
「なぜ、これまで無理をしてきたのだろう」
「自分の気持ちを、もっと大切にしてもよいのではないか」
これは特定の方の発言を引用したものではありませんが、セッションを通じて向き合うテーマを言葉にすると、このような問いに近いのだと思います。
守護霊や前世について知るために始まったセッションが、今を生きる自分自身について考える時間になっていく。
私は、その変化を興味深く感じています。
自分の内側に、深く潜っていく
変化を感じるのは、お話の内容だけではありません。
セッション中の反応にも、違いを感じることがあります。
私のセッションでは、イデオモーターという身体反応を用いて、言葉だけに頼らずに対話を進めることがあります。
継続してセッションを受ける中で、催眠が深まり、指の反応を通じたやり取りへと移っていく方もいらっしゃいます。
ご自身の内側へ集中していく様子にも、以前とは違うものを感じます。
ただし、指の動きだけで心の変化や催眠の深さを決めつけることはできません。
私が大切にしているのは、反応の大きさや速さよりも、その方がセッションを通じて何を感じ、何に気づいたのかということです。
1回のセッションでは見えてこなかったものが、時間をかけることで、少しずつ見えてくることもあるのだと思います。
守護霊とつながることの意味は、一つではない
では、なぜ守護霊や前世への関心が、自分自身の現実の人生と向き合うことにつながるのでしょうか。
これについては、いくつかの考え方があると思います。
守護霊とつながったと感じることで安心感を得て、自分の内側を深く見つめられるようになるのかもしれません。
守護霊からの導きとして受け取ったことが、自分の人生と向き合う力や気づきになるのかもしれません。
あるいは、守護霊を自分の奥深くにいる存在として捉えるなら、そこへたどり着こうとする体験そのものが、自分自身を知るきっかけになるとも考えられます。
私は、どの考え方でもよいと思っています。
10人のクライエントさまがいらっしゃれば、10通り。
いえ、同じ方でも、セッションを受ける時期によって受け止め方が変わるでしょうから、十数通りの考え方があっても不思議ではありません。
守護霊という存在をどう理解するかについて、一つの答えを押しつける必要はないと思うのです。
大切なのは、その体験がご本人にとって、どのような意味を持ったのか。
そして、その体験を通じて、ご自身の人生に何を見いだしたのかということではないでしょうか。
変化は、少しずつ起きている
長くセッションを続けてくださる方の中には、以前よりも無理をしなくなったり、ご自身を責めることが減ったり、自分の気持ちを素直に認められるようになったりする方がいらっしゃいます。
そうした変化に、クライエントさまご自身と私の双方が気づくこともあります。
ただ、ある日突然、別人のように変わるわけではありません。
少しずつです。
そして、今も変化の途中なのだと思います。
セラピストとして、以前の私はもちろん、今も、セッションを受けてくださった方に何かを持ち帰っていただきたいと思っています。
でも、継続して関わらせていただく中で、変化を急がせてはいけないという思いが、以前よりも強くなりました。
その方には、その方の時間があります。
セラピストが「ここまで変わってほしい」と決めることでも、「もう十分に変わった」と判断することでもないのでしょう。
クライエントさまが、ご自身の人生をどう生きていくのか。
その過程に、セッションという時間があるのだと思います。
見えない世界への関心は、現実逃避なのか
守護霊や前世について知りたいというと、現実から目をそらしているように受け取られることもあるかもしれません。
もちろん、スピリチュアルな体験に何を求めるかは、人によって違います。
その体験だけで現実の問題が解決するわけでもありません。
でも、私がセッションを通じて感じているのは、見えない世界への関心が、必ずしも現実から離れることにつながるわけではないということです。
むしろ、守護霊や前世について知ろうとする中で、自分自身を深く見つめ、現実の生き方について考えるようになる方もいらっしゃいます。
自分の気持ちを認めること。
無理をしすぎないこと。
自分を責め続けるのではなく、今の自分を理解しようとすること。
そうした変化は、特別な世界の中ではなく、日々の暮らしの中に表れてくるものです。
守護霊や前世を知ることが、最終的な目的であってもよいと思います。
そこから、さらに自分自身を知ることへ進んでもよい。
どのような意味を見いだすかは、その方自身が決めることです。
ただ、セッションを重ねる中で、私は一つのことを感じるようになりました。
見えない世界を知ろうとすることが、今を生きている自分自身を知るきっかけになることもある。
そして、その気づきが、現実の人生へと少しずつつながっていく。
私は、そうした変化を、これからも大切に見つめていきたいと思っています。
Shiva(しば)
守護霊について、順番に理解したい方へ
守護霊とは何か、サイン、無意識との関係まで、
30記事を通して全体像をまとめています。
単発の記事では見えにくい部分も、
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