大学で生理心理学の講座を受けていたとき、

脳の働きと心の働きの関係に、強く興味を持ちました。

脳波、神経伝達物質、自律神経——

「心」と呼んでいるものの背後に、

これほど精緻な生理的な仕組みがある。

そういう視点が、自然と身についていきました。

「催眠の深さ」をどう表すか

施術を続ける中で、ずっと気になっていたことがあります。

催眠の深さを、どう表現すればわかりやすいのか。

「深い催眠状態に入っています」と言っても、

それを客観的に示す言葉がなかなか見つからない。

そこで辿り着いたのが——脳波でした。

催眠の深さを表すのに、脳波が一番わかりやすい。
生理心理学で学んだことと、催眠の現場で感じていたこと、
そしてチャネラーさんから教えてもらったことが、そこで繋がりました。
「これだ」と思った瞬間でした。

θ波とγ波——理論と実践

深催眠状態では、脳波がθ波(シータ波)に移行します。

そこにγ波(ガンマ波)を断続的に加えられないか——

そう考えたとき、一つのことを思い出しました。

γ波は、特定の音を聴くことで脳波に現れることがわかっています。

理論の組み立て
θ波への誘導に成功すれば、
音を使ってγ波を断続的に加えることができる。
理論的には、θ波に断続的なγ波が観測される脳波状態を
意図的に作り出せるはずだ——

あとは、いかに確実にθ波へ誘導するか。
そして、θ波をどう持続させるか。
それが、開発の核心でした。

この脳波状態は、臨死体験をしている人や、

霊能者やチャネラーが見えない存在と繋がっているときと

同じだと言われています。

催眠という科学的な手法で、

その状態に安全に近づける——

これが、守護霊療法の技術的な核心です。

このシリーズを終えて

ワイス博士の本との出会いから始まり、

家族のことで心理学を学び、

繰り返し表示された動画に導かれ、

セッションを受けに行ったら学ぶ側になり、

「何かが足りない」という問いから守護霊療法を開発し、

脳科学との統合に辿り着いた——

振り返ると、一本の線が見えます。

どの出来事も、意図して選んだわけではありませんでした。

でも、どれもが次へ繋がっていた。

守護霊は、舞台を整え、役者を探し、ライティングを調整してくれる存在だと書きました。
振り返ってみると、私自身の歩みにも、そういうものを感じます。

まだ道の途中です。

学びは、続いています。

Shiva(しば)