「催眠って、特別な人にしかかからないんじゃないですか?」

こう思っている方は、少なくありません。

でも、催眠状態はそれほど特殊なものではありません。

実は、日常の中でも似たような状態を、誰でも体験しています。

催眠状態は、日常の延長にある

こんな経験はないでしょうか。

日常の中の「催眠に似た状態」
映画を見ていて、いつの間にかその世界に引き込まれていた。
ゲームのキャラクターに、気づいたらなりきっていた。
うとうとしているとき、夢を見ているのか見ていないのか、
よくわからないような、ふわっとした状態になっていた。

催眠状態とは、こうした感覚を深めていったものです。

特別な状態ではなく、気持ちの良い、自然な状態。

初めて来られた方にこうお話しすると、

「それなら体験したことがあります」と、

ほっとした顔をされることが多いです。

「かかりにくい」と思っている方ほど、入りやすい

長年セッションを続けてきて、気づいていることがあります。

「私、かかるかどうか不安で……」とおっしゃっていた方が、

気づいたら深い状態に入っていた——というのは、珍しくありません。

むしろ、「絶対かかってみせる」と力んでいる方の方が、

入るのに時間がかかることがある。

催眠状態に入るのは、力むことではなく、委ねることです。不安な方は、すでに「どうなるんだろう」と意識を向けている。その素直さが、深さに繋がることがあります。

一番大切なのは、ラポールです

催眠への入りやすさに、一番影響するのは何か。

技法でも、環境でもなく——

セラピストとの間に、信頼関係が築けているかどうか、だと感じています。

心理学の言葉では、これをラポールと言います。

「このセラピストに任せよう」と思えたとき、

人は自然と力を抜くことができます。

力が抜けるから、深いところに入れる。

深いところに入れるから、無意識と繋がれる。

だから私は、セッション前のインテーク面談を大切にしています。

技法より先に、まず安心していただくこと——

それが、すべての始まりだと思っています。

守護霊療法では、深さより繋がりが大切

守護霊療法のセッションでは、催眠の深さそのものより、

無意識への問いかけが届いているかどうかの方が大切です。

イデオモーターシグナルは、深い催眠状態でなくても反応することがあります。

「かかれるかどうか」より、

「安心してそこにいられるかどうか」——

守護霊療法に来られる方には、

まずそちらを大切にしていただけたら嬉しいです。

Shiva(しば)