「何かが足りない」と感じていた。 守護霊療法を始めたきっかけ
施術者として歩んできた道のりを、少しだけお話しさせてください。
前世療法の施術を続けていた頃、私はいつも、どこかで感じていました。
何かが、足りない。
セッションの中でクライエントさまは、前世の記憶の中に入っていきます。
そこには、喜びも、苦しみも、後悔も、愛おしさも——
生々しいほどの感情があります。
それは確かに意味のある体験です。
でも私は、その「中から見ている視点」に、どこか物足りなさを覚えていました。
もっと上から、見られないか
ある時から、こんな問いが浮かぶようになりました。
過去生の主観的な体験の中にいるのではなく、
その人生全体を、もっと高いところから見渡せたら——
俯瞰することで、初めて見える景色があるのではないか、と。
木の中にいては、森の形は見えません。
でも、少し高いところに上がれば、
その木がどんな場所に立っているか、周りに何があるか、
どこへ続いているかが、見えてくることがある。
それと同じことが、人の人生にも起きるのではないか。
この想いが、守護霊療法を始めたきっかけです。
「守護霊」という言葉を選んだ理由
私は心理学も、脳科学も、古典・現代催眠も学んできました。
スピリチュアルな現象を「そのまま信じる」立場には、正直なところ、今も立ち切れていません。
それでも「守護霊」という言葉を選んだのは、
セッションの中で出会う「その視点」が、
クライエントさまの自我や感情より、明らかに高いところにあると感じるからです。
批判や後悔ではなく、
ただ静かに、その人の人生全体を受け入れているような——
そういう「まなざし」に、何度も出会ってきました。
それを何と呼ぶかは、あまり重要ではないのかもしれません。
ただ、その存在が確かにそこにある、と感じてきたことは事実です。
超越した存在との出会いが、人に与えるもの
守護霊療法を続けてきて、気づいたことがあります。
こうした「自分を超えた存在」との出会いは、
クライエントさまに、深い安心感をもたらしてくれます。
それは慰めとも、励ましとも少し違います。
「なんだか、ずっと見守られていた気がします」
「責められると思っていたのに、ただ受け入れてもらえた感じで……」
「不思議と、もう大丈夫という気持ちになりました」
言葉にするとすれば、「赦されている」という感覚に近いでしょうか。
自分の選択を、失敗を、後悔を——
裁かれるのではなく、ただ静かに受け取ってもらえた。
そういう体験が、人の何かをほぐすことがあります。
施術者として、今感じていること
正直に言うと、施術を始めた頃、
私はこうした存在に対して、どこか「距離」を置いていました。
信じていないわけではないけれど、
断言することへの慎重さ、といえばよいでしょうか。
それが今は、少し変わっています。
距離が縮まった、というより——
親しみを感じるようになった、という方が近い気がします。
何百ものセッションを経て、私自身も、
その「まなざし」に、何度も救われてきたのかもしれません。
守護霊療法は、クライエントさまのためだけのセッションではなく、
施術者である私にとっても、毎回、何かを受け取る時間になっています。
Shiva(しば)
守護霊について、順番に理解したい方へ
守護霊とは何か、サイン、無意識との関係まで、
30記事を通して全体像をまとめています。
単発の記事では見えにくい部分も、
全体を通して読むことで、静かに理解が深まっていきます。
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