「これ、とても面白いから読んでみて」

妹がそう言って手渡してくれたのは、

ブライアン・ワイス博士の著書『前世療法』でした。

これが、前世療法とヒプノセラピーとの最初の出会いです。

半信半疑だった、正直なところ

読んでみての正直な感想——半信半疑でした。

精神科医であるワイス博士が、

退行催眠のセッションで患者の前世の記憶に触れ、

それによって症状が改善していく——

科学者としての博士が、それまでの世界観を覆されながらも、

正直に記録した一冊です。

内容に関しては、すぐには信じ切れませんでした。

でも、「前世」という概念については、

不思議と抵抗がありませんでした。

私たち日本人は、「前世」という概念をわりと自然に受け入れる文化の中にいます。輪廻転生という考え方が、仏教を通じて日常の感覚の中に溶け込んでいるからかもしれません。私もその一人でした。

「前世があるかどうか」という問いより先に、

「面白い」という感覚が来た…

それが、正直なところです。

興味のアンテナに、追加された

この本との出会いによって、

私の興味のアンテナに「前世療法・催眠(ヒプノセラピー)」が追加されました。

すぐに何かが動いたわけではありません。

ただ、アンテナが立ったのです。

それ以来、関連する情報が目に留まりやすくなり、

少しずつ関心が育っていきました。

1990年代の日本と前世療法
当時の日本では、前世療法やヒプノセラピーはまだ非常に珍しいものでした。インターネットも普及していない時代、情報を得るには本に頼るしかありませんでした。そういう時代に、妹が手渡してくれた一冊——今思えば、この縁自体が何かに導かれていたのかもしれません。

今から振り返ると

あれから30年以上が経ちました。

守護霊療法を開発し、サロンを運営し、

セラピストの養成にも関わっている今から振り返ると——

あの一冊がなければ、今の私はありませんでした。

妹が「面白いから」と手渡してくれた、

その何気ない一瞬。

守護霊のサインについて書いてきたこのブログの読者なら、

もうわかるかもしれません。

あれは、偶然ではなかったのかもしれない、と。

Shiva(しば)