おはようございます。Shiva(しば)です。
「前世療法」と聞くと、スピリチュアルなイメージが強いと思います。
でも、科学の視点からも注目されているのもまた事実。
今日は、科学とスピリチュアルの両方の観点から前世療法を眺めてみましょう。
科学的視点:前世の記憶は存在するのか
転生したという記憶、つまり「前世の記憶」を持つとされる子どもたちの話、聞いたことはありますか?
特に幼い子が、自分の前世の出来事を詳細に語る現象が注目されています。
これらの記憶は、その子が知っているはずのない情報を含んでいることが多く、時には実際に確認されることもります。
時々テレビでそういう内容を放送していることもあるようです。
バージニア大学のイアン・スティーブンソン博士は、人生をかけてこの「前世の記憶」を研究し、2,000件以上の事例を調査しました。
たとえば、ある子どもが「前世で住んでいた場所」や「家族の名前」、さらに「死因」まで正確に語り、それが本当にあったことだと確認されたケースも。
これって、いろいろな意味ですごいですよね!
実際に確認されたことにも驚きますが、検証するために世界各国を飛び歩いたスティーブンソン博士の精力的な活動もすごいことです。
スティーブンソン博士の研究は、今でも前世や輪廻転生の科学的な検証として引用されています。
そして、彼が提唱した「心搬体(psychophore)」という考え方も興味深いです。
これは、記憶や感情、体の外傷までもが次の人生に引き継がれることを説明しようとしたもの。
心搬体については、また別の機会に記事にしたいと思います。
スピリチュアルな視点:魂の旅?
一方、スピリチュアルな観点では、前世療法は「魂の旅」の一環と考えられています。
多くの文化で、魂は何度も生まれ変わり、それぞれの人生で成長し、学びを積むとされています。
前世療法では、クライエントさまが深い催眠状態に入り、過去の人生にアクセスすることで、過去の体験や感情を追体験することがあります。
過去の人生から現在抱えている問題の根本原因が見えてくることも少なくありません。
前世で解決されていないトラウマや感情に向き合うことで、自己成長や内面の安らぎを感じることができます。
前世の記憶と前世療法の関係
前世の記憶を持つ子どもたちの事例は、前世療法の信頼性を高める重要な要素とされています。
催眠を使って過去の記憶にアクセスすることは、子どもたちが語る前世の記憶と似たメカニズムが働いている可能性があると言われています。
クライエントさまが前世療法を受ける際にも、深い催眠状態に入り、過去の人生に触れることで、今世の問題を別の角度から理解し、解決に導くことができます。
この過程があるからこそ、前世療法で精神的な解放や成長を体験できるのでしょうね。
Shiva(しば)はどう考えているのか?
「前世の記憶って、どこに保存されているんだろう」と考えたことはありませんか?
私はよくそんなことを考えていました。
でも、ある時から考えることを放棄しました。
いくら考えても霊能者ではない私には答えを確認する術はないのですから。
肉体がなくなった後、人生の記憶はクラウドのストレージにすべて保管されていて、必要な時にアクセスしていることにしておこう、と現代人に理解しやすい仮説を立てて今のγ波催眠療法に至っています。
もちろん、あちらの世界にクラウドストレージがあるとは思ってないですよ。
科学でも、スピリチュアルな世界でも、まだまだ分からないことが多いです。
でも、その未知の領域に触れることができるγ波催眠療法が
心に深い癒しをもたらしてくれることを願ってやみません。