守護霊さんとの繋がりを薄くする方法⁈

催眠療法

前回、セッションで守護霊さんと繋がっていただいても、メンテナンスをしないと繋がりが薄くなってしまうというお話をしました。

守護霊さんとの繋がりを強化するために般若心経をあげることはとても大事です。
そのほか、普段の生活の中でも守護霊さんにもっと応援してもらうためにできることを書いてみます。


と、思ったのですが、あえて「つながりを薄くする方法」を書いてみようと思います。

自分だけを大事にする。他人のことは知らないという態度を貫く
利己的な思想、行動こそが守護霊さんを遠ざける強力なツールとなります。逆に利他的な思想や行動は守護霊さんがとても好まれるものです。神仏のような存在も同じです。
薄汚れた現代社会に関わりたくないので引きこもる
守護霊さんは、社会の中で多くの人と関わり、みんなの幸せのために働くことを大変好まれます。引きこもることでそれをブロックするわけですね。巧みです。
スピリチュアルな情報を積極的に求めている
息が詰まりそうな今の世の中ではスピリチュアルのような飛び道具を使わなければ人間は浮かばれないですよね。引き寄せの法則だったら引きこもりながらでもできそうだし。スピリチュアルな現象や不思議体験を求めていると、良くない存在とつながりやすくなります。良くない存在は比較的簡単につながれるそうです。その分守護霊さんは遠くなるというおまけもついています。
神仏や龍のような存在と繋いでくれる人と親密になる、 自らつながるために習ってみる
神仏や龍と繋がれるなんて、すごい能力者!私の悩みも神様に解消してもらえそう♪
いやいや、自分で神仏につながったり、龍に手伝ってもらえばもっと幸運になれるはず!
なのですが、高級霊や神仏は守護霊さん経由でないと繋がれません。神仏っぽい何かや龍に見える長い何かとなら、きっと直接つながれますし、守護霊さんと繋がるより簡単です。守護霊さんは高い世界にいらっしゃる存在なので、ちょっとスピリチュアルな何かを習っただけでは繋がれないのです。
ありがたいお告げに従って生きている
見えない存在からのお告げ、なんてありがたいことでしょう。自分で考える必要がないですし、万が一、残念な結果になってもお告げが間違っていたのです。自分の責任ではないですから。いやいや、お告げの結果が間違っていたとしても、次のアクションへの布石なのかもしれないですね。信じる者は救われるのです!守護霊さんは自分で考え行動すること、自由意思を尊重していますので、「お告げ」はしません。偶然を装ったり、虫の知らせのような直感を使って、自然にそれとなく導いてくださるので、ありがたいお告げをご希望の場合は、守護霊さんはあてになりません。

書いていて嫌になってきてしまったのでこの辺で。
守護霊さんは人間からは考えられないような慈愛のエネルギーに満ちています。
今まで守護霊さんから離れるようなことをしていたとしても、今この瞬間から在り方を変えれば、何よりも力強い味方になってくださいます。

聖書に分かりやすいたとえ話があります。
放蕩息子の帰還という話です。Wikipediaに内容がありました。

いつからでも守護霊さんは受け入れてくださいますよ!

ある人に二人の息子がいた。弟の方が親が健在なうちに、財産の分け前を請求した。そして、父は要求通りに与えた。

そして、生前分与を受けた息子は遠い国に旅立ち、そこで放蕩に身を持ちくずして財産を使い果した。大飢饉が起きて、その放蕩息子はユダヤ人が汚れているとしている豚の世話の仕事をして生計を立てる。豚のえささえも食べたいと思うくらいに飢えに苦しんだ。

父のところには食物のあり余っている雇人が大ぜいいるのに、わたしはここで飢えて死のうとしている。彼は我に帰った。帰るべきところは父のところだと思い立ち帰途に着く。彼は父に向かって言おうと心に決めていた。「お父さん、わたしは天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。もう息子と呼ばれる資格はありません。雇い人のひとりにしてください。」と。ところが、父は帰ってきた息子を見ると、走りよってだきよせる。息子の悔い改めに先行して父の赦しがあった。

父親は、帰ってきた息子に一番良い服を着せ、足に履物を履かせ、盛大な祝宴を開いた。それを見た兄は父親に不満をぶつけ、放蕩のかぎりを尽くして財産を無駄にした弟を軽蔑する。しかし、父親は兄をたしなめて言った。「子よ、お前はいつもわたしと一緒にいる。わたしのものは全部お前のものだ。だが、お前のあの弟は死んでいたのに生き返った。いなくなっていたのに見つかったのだ。祝宴を開いて楽しみ喜ぶのは当たり前ではないか。」(口語訳新約聖書 ルカ 15:11-32)