こんにちは!Shiva(しば)です。
今日は、催眠状態になることで「自律神経が整う」ってどういうことなのかを、わかりやすくお話ししたいと思います。
前にも同じテーマで書いているのですが💦
自律神経って聞くと、少し難しく感じるかもしれませんが、私たちの心や体がリラックスして元気に過ごすためにとても大切な役割を担っている、普段は意識しないけど大事な存在なので、もう少し深く書いていこうと思います。
自律神経ってよく聞くけど・・・
まず、自律神経について簡単に説明しましょう。
自律神経は、私たちの体のいろいろな働きをコントロールしてくれる神経で、意識的に動かすことはできません。
例えば、心臓が鼓動することや、呼吸をすること、体温を調節することなどを自律神経がサポートしています。
自律神経には、2つの種類があります。
交感神経: ストレスを感じた時や活動している時に働き、体を「戦闘モード」にする神経です。心拍数を上げたり、エネルギーを使って集中させたりします。
副交感神経: 反対に、リラックスしている時や眠っている時に働き、体を「休息モード」にする神経です。心拍数を落ち着かせ、体を回復させる働きがあります。
この2つがバランスよく働くことで、私たちの心も体も健康に保たれています。
でも、現代社会では、ストレスや忙しさから交感神経が優勢になりがちで、体が休むタイミングを失ってしまうことが多いんです。
催眠状態で自律神経が整う理由
催眠状態に入ると、心も体も深いリラックス状態に入ります。
この時、副交感神経が優勢になり、体が「休息モード」に切り替わります。
心拍数や血圧が安定し、呼吸がゆっくりと深くなり、全身の緊張がほぐれていくのです。
これによって、交感神経と副交感神経のバランスが整い、自律神経の働きが正常化されます。
特に、日常的にストレスが多い人や、緊張しやすい人にとって、催眠療法は自律神経の調整に非常に効果的です。
心と体をリセットする時間を定期的に持つことで、バランスが崩れにくくなり、日常生活がより快適に過ごせるようになっていきます。
催眠から発展した自律訓練法
自律神経を整えるための方法の一つに「自律訓練法」というものがあります。これは、催眠状態に入っただけで心身の調子が良くなることから発展した自己暗示を用いて身体の緊張を解き、心身の安定を促す技法です。
自律訓練法では、心の中で「手が温かくなる」「呼吸がゆっくりと深くなる」などのイメージを繰り返すことで、副交感神経を優勢にし、体がリラックス状態に入るようにします。
実際に、以下のようなステップで簡単に実践できます。
静かな場所に座り、リラックスします。
心の中で「右手が温かくなる」と繰り返し、自分の手がじんわり温かくなるのをイメージします。
次に、呼吸をゆっくり深くしながら、「心臓がゆっくりと静かに鼓動している」と感じます。
最後に、「お腹が温かくなり、体全体がリラックスしている」とイメージします。
この方法を続けることで、自律神経が整い、ストレスの軽減や心身のリラックスを感じやすくなります。
コグラボさんが丁寧に自律訓練法について記載していらっしゃいます
催眠療法と自律神経の調整
私たちのサロンでは、催眠療法を通じて深いリラックス状態を作り出し、自律神経のバランスを整えるお手伝いをしています。普段の生活の中で、ストレスや緊張がたまりがちな方でも、催眠の力を使って心と体を休ませることができますよ。
「最近、なんだか疲れが取れない」「常に緊張している気がする」という方は、催眠療法で自律神経をリセットしてみませんか?
心も体も軽やかになり、毎日をもっと気持ちよく過ごせるようになるはずです。お気軽にご相談くださいね。