先日セッションにいらしたリピーターのBさまが事例を紹介して良いと許可くださったので公開します。
主訴は「時々夫の顔が違う顔に見えるが、いくつかの顔の中で強い恐怖を感じる顔がある」ということでした。だから旦那さんの顔が見えなくなってしまったそうです。
体調が悪くてとか機嫌が悪いから違う顔に見えるという感じではないようです。
実はこの件、須賀ゆうさんのブログにも少し登場しています。
須賀さんによると、旦那さんの顔がいくつかに見えるのは彼の前世が強く出ているからだそうです。
それをBさんは目に見てしまうのですね。
Bさまにとって良き夫、良き父なのに、なぜか強い恐怖を感じる顔。
その恐ろしい人をBさまは「眼が四角い人」と表現されていました。
前世でどんな関わりのあった人なのか、深い催眠状態で確認します。
出ていらしたのは辛そうな女性。
Bさまはリピーターさんなので、前世はすべてヒーリング済みのはずですが・・・
話を伺ったところ、彼女は平安初期の貴族。
四角い目の彼の顔を見たことで恐怖がよみがえってきてしまったのでした。
彼は彼女にとって大事な夫でしたが、彼女に薬と偽って毒を飲ませて殺した憎い犯人でもあったのです。
以前のセッションですべての前世人格に苦しみや傷が残っていないことを確認したのですが、現世のBさまに過去生の顔を見る能力があったがために、許しがたい顔をみて恨めしい思いがよみがえってしまったのですね。
前世の彼女はヒーリングして落ち着いていただき、その後、Bさまから主訴が解消し
旦那様の顔を見られるようになったとご連絡をいただきました。
たまたまBさまが過去生の顔が見える方だったために起こったことですが、それにしても私たちは過去生の影響を知らずに受けているのだなと考えさせられる事例でした。
※クライエントさまの事例はあまり公表しないのですが、今回の事例は非常に珍しかったので私からお願いして掲載させていただきました