退行催眠、と聞くと前世療法のことだと思われるのが一般的かなと思います。
心理学では「年齢をさかのぼって記憶を想起する」療法をさしています。
たとえば、理由もなくパンダが怖い、という症状があったとします。
そんな時は、退行催眠で少しずつ年齢をさかのぼり、
パンダが怖くなったきっかけを探ることができます。
まだ赤ん坊だったころ、
おじさんがパンダのぬいぐるみでふざけたのがすご~く怖くて、
それがトラウマになっていた、ということが分かったりします。
(おじさん、パンダで一体何をしたんだろう・・・)
赤ん坊の頃、パンダのぬいぐるみが怖かったんだな、と知ることで
なぜか症状が改善します。
急に治ってしまうこともありますし、徐々に快方に向かうこともあります。
(クライエント様によって症状改善までのタイムラグがあるようです)
退行催眠で、症状の原因が分かります。
原因が分かることで、症状が改善することってかなりあるんです。
これを、「ア・ハ体験」と言います。
a-ha、なんだそうだったんだ~、と納得することで、
不思議と症状が治まってしまうのですね。
また、さらにさかのぼって胎児の記憶にまでさかのぼることもできます。
退行催眠で原因を探っていたら、現世では原因が見つからず
原因までジャンプしたら過去生だった、というのが前世療法の始まりです。
もともとは現世療法だった退行催眠の適用範囲が広がり、
前世療法が有名になるにつれ、退行催眠=前世療法と認知されるようになりました。
当サロンでは、前世も現世も療法対応しています。
一度のセッションで両方対応してしまいますので、
基本繰り返しお越しいただくことはありません。
セラピストの私も、一期一会のつもりで全力投球しています。