身体活動の停止に向け、脳の活動も停止に向けてゆっくり穏やかになっていくように思えますが、死への過程で脳の活動が活発になっている事例があることが分かっています。
https://www.pnas.org/doi/full/10.1073/pnas.1308285110
https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2216268120
ガンマ波は哺乳類が死にゆく過程で活発になることが観察されていますが、これが臨死体験と結びつくのかどうか、というところの実証は難しいと思います。
ただ、「心停止中に人間の脳が活動する可能性がある」ことは否めないでしょう。
ガンマ波(ガンマは、英: Gamma wave)は脳波のパターンの1つで、知覚や意識に関連付けられている。ガンマ波は神経細胞集団が電気信号を毎秒約 40 回 (40 Hz) の周波数で放出した際に発生するとされているが、大抵は 26 Hz から70 Hz ほどまでとされる。高次認知活動は低い周波数のガンマ波が突然 40 Hz 程まで倍化した際に生じるとする研究もあるが、24 Hz 以上の脳波をガンマ波とする定義もある。覚醒時、及びレム睡眠時に生じる低電位速波新皮質活動 (low voltage fast neocortical activity : LVFA) の際にガンマ波が常に発生しているとされている。ガンマ波を別個の分類とすることなくベータ波の一部とするべきだとする研究者も存在する。
当サロンで施術しているガンマ波催眠は、実際に脳波を測るのではなく、非常に深い瞑想状態で測定されるシータ波+ガンマ波での反応がクライエントさまに出ているのかをセラピストが観察して判断しています。
こちらのページでは「Superconscious Gamma Synchrony 」(超意識 ガンマ同調)と記載されている部分にあたります。
「ガンマ波の周波数は、瞑想の達人、霊能者、霊媒師、ヒーラーに最もよく見られます」とのこと。
ちなみに、一番深い「The Ultimate: Universal Consciousness」(究極:普遍的意識)に達すると、すべての脳波が一斉に高くなるようです。無我の境地、という感じなのでしょうか。
宇宙意識と同義とか、優れた霊能者とか説明には書かれています。
クライエントさまによっては、この究極体験をされるかもしれませんね。
もちろん、セラピストはなるべく深い状態に入れるように努力していますが、最終的には運転手はクライエントさまなので、誰でも体験できます、とは言えないのです。