催眠と自律神経

リラクゼーション

「催眠状態になると自律神経が整います」
これは、セッションごとにクライエントさまにお伝えしている言葉です。

自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。
ストレスに対して交感神経が優位になり
リラックスしているときは副交感神経が優位になります。

現代人は交感神経と副交感神経のバランスが取れず、
心身の不調の原因になっていることが多いそうです。
皆さん頑張りすぎていて、交感神経が優位になりすぎているのだとか。

自律神経を整えるためには、生活習慣を見直すほか
マインドフルネスや呼吸法など、さまざまな方法があります。

催眠療法(ヒプノセラピー)は瞑想状態と同じ状態になりますので
自律神経の調整を目的として施術することも可能です。

セルフケアでお薦めなのが「軟酥の法」です。
酥はバターのこと。バターのように体温で溶ける丸薬が軟酥です。

頭の上に軟酥という丸薬があり、体温で溶けだして全身を内側も外側もひたしていきます。
上から下へ流れるとともに心身の不調や痛みなどを一緒に流し去ってくれるのが軟酥です。

目をつぶってゆったりとした気持ちで軟酥が頭頂から流れ出すさまをイメージしてみてください。

瞑想だと雑念が湧いて集中できない人にピッタリだと思います。

ネットで検索すると、やり方などが詳しく解説されたページがありますので参考にすると良いと思います。
当サロンでもセッション前に軟酥の法を行うことがあります。
ご希望がございましたら、施術しますのでお知らせください。