心理学で「幸せホルモン」を味方にしよう

催眠療法

こんにちは、Shiva(しば)です。
突然ですが、「最近、幸せを感じていますか?」と聞かれたら、どう答えますか?
幸せは特別な出来事だけがもたらすものではありません。
実は、私たちの脳の仕組みや習慣次第で、日常の中にもっと多くの幸せを感じることができるんです。
今回は心理学の視点から、幸せを感じやすい脳の作り方をお話しします。


幸せの四天王「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」「βエンドルフィン」

幸せの三銃士<アトス・ポルトス・アラミス+ダルタニャン>にしようと思ったのですが、三銃士だと三人なのか四人なのか微妙なので四天王にしてみました。
幸せを感じる脳を語る上で欠かせないのが、脳内物質「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」「βエンドルフィン」です。

ドーパミン

ドーパミンは目標を達成したときや新しいことに挑戦したときに分泌されるホルモンです。
「やった!」という喜びをもたらしてくれます。

セロトニン

セロトニンは心の安定に関わる物質です。
朝日を浴びたり、深呼吸をしたりすると活性化され、穏やかな幸福感をもたらします。

オキシトシン

「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンは、人との触れ合いや信頼関係の中で分泌されます。
家族や友人とのハグ、親しい人との会話がオキシトシンを増やし、心に温かさをもたらします。
心理学では、他者とのポジティブな交流が幸福感に与える影響が多く研究されています。

βエンドルフィン

「天然の鎮痛剤」ともいえるβエンドルフィンは、運動や笑うことによって分泌されます。
ランニングやヨガ、または大笑いすることでストレスが軽減し、幸福感が高まります。
運動や笑いという活動を取り入れることで、心と体の両方がリフレッシュされます。


「マインドフルネス」が脳に与える影響とは

「マインドフルネス」がビジネス界に広まったのは2007年にGoogleがマインドフルネスをベースにした社内研修(SIY : Search Inside Yourself)を開発して体と言われています。
マインドフルネスは「今、この瞬間」に意識を向ける練習です。
何気ない日常の中で、食事の味や空気の感触に注意を払うことで、幸せを感じる感覚が研ぎ澄まされます。

脳科学の視点では、マインドフルネスは海馬(記憶を司る脳の部分)の活動を活発にし、ストレスを軽減する効果があることが、研究で確認されています。
ストレスが減ると、幸福感も自然と高まります。


ポジティブ心理学が教える「感謝」の力

幸せを感じるための最も簡単な方法の一つが「感謝する」こと。
通常は人間のこころのマイナスの部分にフォーカスすることが多い心理学の中でポジティブ心理学というプラスの部分にフォーカスした研究があります。ここでは感謝の気持ちを定期的に表現する人は、そうでない人よりも幸福感が高いことがわかっています。

例えば、毎晩寝る前に「今日有難いと思ったことを」を3つ書き出してみてください。
「通勤電車で座ることができた」「同僚が助け舟を出してくれた」「欲しかったものが割引になっていた」――どんな小さなことでもOKです。

感謝を意識することで、脳は「良い出来事」を探しやすくなり、ポジティブな視点が強化されます。
だから、感謝をすると幸福感が高くなるのです。


「心の声」に耳を傾けよう

幸せな脳を作るためには、自分の「心の声」を大切にすることも重要です。
心理学では「自己認知」という概念がありますが、これに少しだけスピリチュアルなエッセンスを加えるなら、自分の「内なるエネルギー」と対話する、と言い換えることができると思います。
静かな場所で目を閉じて深呼吸をし、「今、自分は何を感じているのか」を問いかけてみてください。

これは守護霊療法や前世療法の中でお客様にお伝えする「自分とのつながり」を深める方法とも共通しています。
不思議と心が軽くなり、自然な幸福感が湧き上がるはずです。

幸せを感じる脳を作ることは、特別な才能や条件が必要なわけではありません。
毎日のちょっとした行動や意識の持ち方が、あなたの人生に大きな変化をもたらします。

心理学の力を活用して、今日から少しずつ「幸せな脳作り」を始めてみませんか?
あなたの心がもっと軽やかに、毎日が彩り豊かになるよう応援しています!

それではまた次回の記事でお会いしましょう!